CentOSの初期設定を始めよう!
さぁ、いよいよCentOSの初期設定です。
いろいろオマジナイが続きますが、頑張っていきましょう。
初期設定は主にさくらのVPSの「リモートコンソール」と先ほどの「WinSCP」の2つの場所で行っていきます。
リモートコンソールを開く
まずはリモートコンソールを開きましょう。
「リモートコンソール」をクリックします。
この状態で様々な設定を進めることができます。
【VNCコンソール】をクリックすると、リモートコンソールが別ウィンドで開きます。
その状態でも同じ作業ができるので、お好みで。
※ウィンドウ(コンソール画面)について
別画面で開いている場合、画面が真っ黒で文字が表示されない状態になる場合があると思います。
想像すると、パワーセーブ機能でモニター表示がオフになるのではないかと思います。
慌てず騒がず何かキー入力をすると画面が復帰します。右矢印でも押してみてください。
[root]でログインしてみる
rootとはCentOSでログインするためのスーパーユーザー。
殆どの事を自由にする権限を持つサーバーの神的存在なんだそうです。
※root権限について
ただし、重要なファイルを削除してしまったりするリスクもあるのでrootの使用は最小限にとどめるのが良いという事です。
ログインするためにはVPS申込の際に入手したパスワードを入力しましょう。
Usernameとして
>root
を入力。
続いてPWを入力しましょう。
【初期パスワード】としてメールで連絡があったものを入力します。
xxxxxxxxx
これで[root]としてのログインが完了です。
rootパスワードを変更する
【passwd】のコマンドは【root】と【ユーザー】両方のパスワードの変更に使えます。
>passwd
とだけ入力すると、【root】パスワードを変更。
>passwd gonbe
と入力するとユーザー【gonbe】のパスワードを変更します。
【root】パスワードを初期のままにしておくのは安全上よろしくないので、任意のパスワードに変更しておきます。
※パスワードの変更時は確認の為2回入力が求められます。
通常使用するユーザを追加し、パスワードを設定する
例:追加するユーザ名gonbe設定するパスワード
nanashino
ユーザーを追加するのは【useradd】というコマンドを使用します。
パスワードは【passwd】で設定します。
さらにユーザーを【wheel】というグループに所属させましょう。
>useradd gonbe
ユーザー追加完了
>passwd gonbe
パスワードを入力して設定完了
>usermod -G wheel gonbe
gonbe を wheel グループに登録
マイクラ用ユーザーの追加
ステップ05の手順で【mc_dir】を追加。
mc_dirは任意の名称でOK
VPSリモートコンソールでroot権限でログイン
useradd mc_dir
ユーザー追加完了
passwd mc_dir
パスワードは[redbluegreen]とします。追記:2013/05/18(パスワードの設定の仕方が間違って居たので訂正しました。
パスワード設定完了
usermod -G wheel mc_dir
gonbe を wheel グループに登録
これでマインクラフトをインストールするユーザー(フォルダ)の完成です。
次は公開鍵を作成しましょう。