複数人での収録で大事な要素の1つに相槌があります。会話を引き出して全体的な雰囲気を良くするためにも適度な頷きやリアクションは欠かせない要素です。ただし、聞いていて聴取者が不快に感じるようでは問題があります。例えば友人等に不快な頷きやリアクションがないか、聞いてみるのもよいでしょう。
- 代表的な好ましくない頷き
- 重ね頷き(「うんうん」等、相槌が複数回で1組みのもの)
- 単調な相槌(「うーん」「うーん」と同じ相槌が変化無く繰り返す)
- 間隔が短すぎる相槌(相手が一行話す間に細かく相槌が割り込む)
その人のキャラクターや番組のテーマ等により、合う合わないがあります。雰囲気にマッチしてさえいれば多すぎる相槌も味になるので「これが正解」という事はありません。あくまでも参考として捉えて下さい。
TBSラジオで毎週日曜日に放送されている「安住紳一郎の日曜天国」という番組をご存じでしょうか。以前はPodcastでも配信されていました。安住紳一郎さんのお話しは大変面白いですが、アシスタントの中澤有美子さんが大変に良い味を出しています。良く笑い、よく頷き、さっとコメントを入れる。
中澤有美子さんのアシストのおかげで楽しさが何倍にも感じられるのではないか、そう考えています。私も人Podcastで人のお話を聞くときは中澤有美子さんの様に出過ぎず、退きすぎず、単調にならない聞き方が出来る様になりたいと思って居ます。