これまでHDD1台を2つのパーテーションに分けて使っていました。
500GBのハードディスクの内200GBをCドライブ(システム)300GBをDドライブ(データ用)に。
しかし、取り扱うデータが大きい時に処理に膨大な時間が掛かるようになり、これでは話にならないと言う事で新たに独立したドライブにデータを移す事にしました。
あ、業務でしようしているパソコンの話です。
システムドライブはHDDからSSDへパーテンションをクローンして使用、Dドライブはこれまで占有していたCドライブを開放して1台500GBとして使用する算段です。
昔はこの手の作業を比較的得意としていたのですが、しばらくしてないうちに腕が鈍りましたw
結果として大変長時間を費やしてしまったのでメモを残しておこうかと。
1)パーテーション管理ソフトのダウンロード
EaseUS Todo Backup free というソフトがフリーでディスクやパーテーションのバックアップ、クローンが出来る大変便利なソフトだと聞き、今回はこのソフトを利用しました。
利用は簡単、ダウンロードしてCドライブにインストール。
その後、一度起動して「TOOL」からLINUXベースの起動ディスクを作るだけです。
2)システム修復ディスクの作成
Windowsのリカバリーディスクを作成します。
これがないと後からコマンドプロンプトやスタートアップの修復という大事なコマンドを利用出来なくなるので注意
3)SSDのフォーマット
買ってきたSSDをパソコンにつないで起動。
コンピュータの管理画面(エクスプローラーでマイコンピュータを右クリックすると「管理」というメニューが出ます)を起動。
SSDがつながれているのが分かるのでフォーマットします。
4)CドライブをSSDへクローンする。
DVDを入れて起動、F11を押してブートドライブでDVDを選択。
するとしばらくして管理ソフトが立ち上がります。
既存のCドライブをSSDへコピー。 この場合パーテーションのコピーとなります。
ディスクの空きスペースは後から結合(拡張)出来るので特に気にせず続行。
※ここで外付けUSBがあればCドライブのパーテーションのバックアップを取って置いても良いと思います、念のため。
5)BIOSで起動順の変更
これを忘れてました・・・・(=_=)
なんという単純な事を。
パソコンスタート時にDELキー等を押して、パソコンの起動ドライブ(起動する順番)を変更出来ます。
そこで新たにCドライブが入ったSSDが最初に来るように順番を入れ替えましょう。
6)スタートアップの修復
リカバリー用のディスクを入れて起動、F11を押してブートドライブでDVDを選択。
するとしばらくして、リカバリーメニューが起動します。
そこでスタートアップの修復を選択。
たぶん、CドライブをクローンしただけのSSDはブート情報が入っていないので、そのままでは起動できない場合があるそうです。
その為のおまじない。
さらに心配な人はこのリカバリーメニューでコマンドプロンプトを起動できるので
diskpart
と入力して、ディスクやボリューム(ドライブ)の確認が出来ます。
list disk
で現在接続している全ディスクドライブの状況
list volume
でドライブ上のボリューム(ドライブ)が確認出来ます。
この時点では古いCドライブと新しいCドライブが混在していると思いますが、ドライブレターの変更等が出来ればして置いても良いかも?
あとDドライブ(これまでのデータドライブ)のドライブレターがDになっているかを確認しておいた方が良いかも知れません。
7)起動
これで無事に起動できると思います。
起動したらマイコンピュータの管理メニューから古いCドライブを削除し、開いたスペースをDドライブの拡張でDドライブに吸収します。
もしDドライブの拡張を行おうとした時に、なにやら「アクセス出来なくなるかもよ!」とか言われたら、一度中断しましょう。
その後
・EaseUS Todo BackupでDドライブをバックアップ
・Dドライブ上の全てのボリュームを削除
・EaseUS Todo BackupでDドライブをリストア
・マイコンピューターの管理メニューでDドライブを拡張で空き領域を併合
で上手く行くと思います。
いや、起動順の変更を忘れただけだと言うのに(=_=)
色々勉強になったし、なんとなく昔を思い出して楽しかったかな(^^ゞ
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