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Coffee's Blog.

Mackie Stealth Bar レビュー

執筆者 | 2022年02月17日 | Coffee, ストブロ

 またしてもMackieさんのご厚意で「国内最速レビュー」の機会をいただきました。
 今回は日本のユーザーで初めて!という事ではないと思いますが、露出するのは国内最速かも知れない。
 今回、使って見ることが出来たのはMackieが初めて投入してきた「サウンドバー」カテゴリ、その名もStealthBar(ステルス・バー)です。

 デスクトップ…パソコンではなく実際の机のお話しですが、天板上のスペースって意外と広くはないですよね。キーボード、マウス、ディスプレイ、オーディオインターフェース…色々なモノを所狭しと置く必要がある。さて、スピーカーはどうしようか? 私はMackieのスタジオモニターシリーズ CR3を使用している。実は私が初めて購入したMackie製品がこのCR3なのです。大変小型ながら高音低音のバランスの良いスピーカーで、電器屋WalkerやINSTチャンネルの編集でも大活躍してくれています。
 大きな声では言えませんが、モニタースピーカーの底面に木ネジを立てたりして、手ひどく扱っていますが最高の相棒です(笑)現在はダイシン工業の電動昇降デスクを導入したことをきっかけにデスク周りのレイアウトを大きく変更したので、スピーカースタンドの上にCR3が設置されています。

 さてデスクトップサウンドバー StealthBarに戻りますが、横幅475mmとキーボードと同じくらいの横幅、高さ102mm、奥行き76mmという大変コンパクトなデザインに全面がフラットなメッシュになっている為、非常にスッキリとした見た目になっています。

 UWQHDのモニターをモニターアームで支えていますが、この様にアームを使用することでモニターしたのスペースを有効活用出来る様になりますよね。その空間にStealthBarはスッと馴染みます。

右側にあるのはAmazon Echo Show5
何となくそのEcho Show5よりも存在感を感じさせない…それがステルスの由来かも知れない。

 Mackieと言えば「あの」ロゴが有名ですね。以外と男女問わずファンがいるようでSNSでも時々話題になっているのを見掛けます。コーポレートカラーとも言えるグリーンもStealthBarに限っては控えめ。僅かに両サイドのエッジに緑が入っているだけで、気にしなければ分からない程度の存在感です。

 あのロゴは実は白いバックライトで照らされます。明るすぎないのはモニター下に置くことを意識してでしょうね。まぶしかったら早速ガムテープを貼りますから(笑)そういう意味で大変大人な雰囲気にまとめられています。

Mackieさんに教えて頂きましたが、実はこのロゴはStealthBarの状態により色が変わるそうです。
 グリーン:Bluetooth 接続時
 シルバー:USB,AUX接続時
 レッド :MUTE時
 グリーン点滅:BTペアリング時

こうしてみると、机の上はMackie祭り…ミキサーは最近導入したONYX8です。折角なのでCR3と聞き比べながらStealthBarの実力を確認してみました。

 USB接続すると全面のダイヤルとWindows上のボリュームが同期しました。これにはびっくり。最近はそういう仕掛けになっているんですね。子供も寝ようかという時間だったのであまり大きい音では鳴らせず、取り敢えずWindowsの音量表示の10位でスタート。

 これくらいの音量ではハッキリ言ってStealthBarの良さを実感する事は出来ませんでした。正直な感想は「こんなもの?」という感じ。全体的にこもった感じのする音でした。

 ちょっと不安を感じつつもう少しボリュームを上げていくと…おお!ボリュームを上げると音が輝きを増していきます。これを目の前のサウンドバー1本で再現しているのか?と思う程良い感じになります。安っぽいスピーカーの筐体(ケース)がビビっている様な感じもないし、作りがしっかりしているのだなと思いました。流石にCR3と比較すれば分が悪い感じがありますが、ポンと置いて気にせず使える事を考えればなかなかの仕上がりです。

 StealthBarへの接続はUSB-Cとなります。その他にもφ3.5オーディオ端子でも接続出来るので、家庭での汎用性が高くなっています。
 そしてなんとBluetoothでの接続にも対応していてスマホやPCと接続してワイヤレスで音を出すことが出来ます。最近stand.fm (スタンドFM)をよく聞くのですが、スマホで来ていた音がスピーカーから聞こえてくるのは便利ですね。

結論:ボリュームを上げられる環境なら、あり。
市場想定価格は13,420円(税込)という情報がPHILEWebで上がっていたが、この価格を考えればコストパフォーマンスは高いと感じました。それでも「家族に気を遣って小さい音量で楽しむことも多い」という場合は少し迷う。

CR3と比べてしまうのがいけなかったのかも知れないとも思います。例えばパソコン用スピーカーと比較すれば断然StealthBarが上だろうと思います。
実機に触れる機会があれば是非聞いてみて下さい。

Mackie CR StealthBar 公式ページ

Mackie twitterアカウント

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