ポトフさんとタイジ君に協力して貰ったこの動画、オンラインでの収録ながら3人をそれぞれ個別のトラックに収録しています。
実はZOOMやDiscrod、Skype…何でもそうですがボイスチャット基本的に「自分とその他全員」の2トラックまでがせいぜい何です。ではどうやって3人個別に収録するのか?
それは動画の中でしっかり説明していますのでそちらをご覧頂きたいのですが、旅するPodTrakP4でもお世話になった「アシカガCast」のアシカガコウジさんが丁寧に概念図を作成してくださいました!
許可を頂きましたのでこちらでも掲載します。
PodTrakP4にはマイクを接続するXLR入力の他に、「USB接続」と「4極端子接続」の二つの外部接続が用意されています。どちらも最終的なボイスチャットに接続して使う事を想定していますが、それぞれに「ミックスマイナス(マイナスワンと言ったりもするようです)」の機能があります。
ミックスマイナスとは簡単に言うと「自分の声は自分に聞こえない」という機能です。
「 ん? 」と思われると思いますが、これが非常に重要な機能なんです(笑)
概念図のゲストAは例えばZoomで収録に参加します。
ゲストBはSkypeで収録に参加します。
「それぞれ違うボイスチャットに参加したら会話が出来ないじゃん!」と突っ込みたくなりますが、P4なら会話が出来るんです。
ホストとしての自分は「PCではZoomに参加」し、「スマホではSkypeに参加」する。P4がそのまとめ役になってくれます。
3人の音声は経路は違えど全てP4に集まります。そしてP4からそれぞれの経路へ音声を返していきます。
その際に「ゲストAにはゲストA以外の音声を返す。」「ゲストBにはゲストB以外の音声を返す。」という形になり、別々のボイスチャットに参加している二人が会話できる状態になります。
言葉で説明すると凄く分かり難いですね(笑)
では「何故そこまで苦労して3人3トラック個別に録音したいのか?」それは編集時に音量調整やカットの自由度が高まるからです。編集を前提とするとこれは本当にありがたい機能なんです。
P4を持っていて編集をしていて3人で収録する人は一度挑戦してみてください。
アシカガコウジさん、ありがとうございました!
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