こんばんは、TAIJIです。
今回も、MOTORAの電装関連についての記事です。
全波整流化とか出てきます。
プレスカブ AA01-1600XXX 2007年式の配線図も書き起こしました。
改造は自己の出来る範囲で、安全に楽しみましょう!
無理かも、難しいかもと思ったらバイク屋さんに迷わずお願いしましょう!
モトラのヘッドライトを明るくしてやるぜ!と
意気込んで改造の前に調べられる事は調べました。
モトラにプレスカブ 車体番号 : AA01-1600XXX のハーネスをそのまま組み込むだけだと問題があります。
ハーネス本体を見ながら書き起こしたデータが、以下の画像になります。
プレスカブの配線図を見て頂けたら分かるのですが、
モトラも、カブも共に発電機(ジェネレーター)から発生した交流電気が、
そのまま黄色と白色の電線を通じて、交流電源として燈火類やグリップヒーター部分へ流れています。
当時のジェネレーターとバッテリーですし、バッテリーに依存しない燈火類として、
配達業務でストップアンドゴーが多いプレスカブに合わせた設計だとも思います。
これが原因で、ヘッドライトがエンジンの回転数に影響し、明るかったり暗かったりしています。
しかし、この交流電源に直流用のバルブを繋げると、バルブが壊れてしまいます。
ですので、燈火類へ電源として供給する交流電源を直流に整えてあげる必要があるという事が判明しました。
同時に、ジェネレーター部分のチャージコイルから、
白、黄、緑の3本のラインが出ているのも分かると思います。
どうも、ジェネレーターで発電された電気の半分が、アースによって捨てられていると考えられます。
HONDAの技術者様が考えた事ですので、無駄にアースしてある訳でも無いと思いますが、
ここは、以下のようにジェネレーター部の配線を加工してあげると、
もっとジェネレーターから生まれた電気が効率良く使ってあげる事が出来ると考えたので、
以下のように配線を加工する計画になりました。
ここで、半波整流やら、全波整流といった言葉が出てきます。
半波整流と全波整流についてを、自分が分かる範囲で調べてみました。
要は、交流をレギュレートレクチファイアにて電気の流れを整え、直流として使用するといった事です。
これをするためには、その全波整流化を行うレギュレートレクチファイアが必要になってきます。
国産純正部品となると値が張りますが、この辺は中華パーツでも十分OKでした。
資金に余裕がある時にでも、国産純正部品に交換してあげようと思います。
以上の事をまとめると、この様に配線の加工が必要になる事が分かりました。
この配線図通りに配線をちょろっと加工し、組み込んであげる事によって、
新しいジェネレーターが発生する電源を無駄無く、
尚且つ、グリップヒーターは交流でバッテリーに依存しない配線が完成したと考えています。
HONDAのミニバイクに共通する電源線の配線色の一覧です。
勿論、モデルによっては全く違う配線色の組み合わせを使っている物もあるとは思いますが、
基本的にはこのような配線色になっていると思います。
以上に記載している事は、参考までに、と考えて下さい。
改造に腕の自身のない人や、不安が残る人は、信頼出来るバイク屋さんへ持って行って下さいね。
ここまで来れば、12V化は出来たようなもんですね
次は、ついに50ccの壁を超え、ボアアップです!
黄色のナンバーになります。
TAIJI
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